Social Policy
社会政策とは「社会の病に対する処方箋」と言い換えることができます。
山田ゼミが何を考え、どこを目指しているのか。ご紹介いたします。
Who We Are
山田篤裕研究会は『社会政策』をメインテーマに研究を行なっているゼミです。
「少子高齢化問題」「人口減少」「ブラック企業」「教育の格差」...
世の中には数えきれない程の『社会問題』が溢れています。
これらの問題を解決するべく、政府が対応策として国民に提示しているのが当ゼミの研究内容でもある『社会政策』であります。
当ゼミでは社会が抱える歪みに対して問題意識を持ち、データに裏付けられた「実証分析」を行うことで
社会をより良くするための政策を考察し、「政策提言」に結びつけています。
Seminar
火曜日3,4時限目
【春学期】
テキストの輪読を通して『社会政策』に対する基本的な考え方を学びます。社会政策を学ぶ上で重要なミクロ経済学について復習し、社会政策の様々なシステムや問題点について議論します。毎週各章の担当者がレジュメを作成し、レポーターとなってその内容を発表するという授業形式をとっているため、要点整理の力や発表のスキルを身に付けることができます。
【秋学期】
春学期と同様に輪読を行いながら、ISFJ論文や卒業論文の進捗状況を毎週教授に説明し、より良い学術的論文を完成させるためのアドバイスをもらいます。常に「論文の完成度を上げること」を考えることで、アカデミックライティングのスキルや論理的思考力を身に付けることができます。
Course Works
山田ゼミでは、ゼミ必修授業を開講することでゼミだけでは学びきれない「社会政策」分野を履修し、より重層的な理解を図っております。
①社会政策論
【通年開講・水曜日2限目・山田篤裕教授, 駒村康平教授】
社会政策の歴史から理論まで、この授業を通して総合的に学習します。
社会政策について基礎の部分から学ぶことができるため、社会政策に対する問題意識が持ちやすくなります。
②社会福祉論
【秋学期開講・金曜日2限目・渡辺久里子教授】
福祉を必要とする児童福祉や高齢者福祉などの社会問題について学び、社会福祉によってどのような解決が目指されてきたのかを、歴史的な展開も踏まえて学習します。
③演習
【春学期開講・月曜日3,4限目・山田教授, 津谷教授, 中嶋教授, 井深教授】
計量経済学ソフト『stata』を用いた、データの分析の方法を学びます。
山田ゼミでは研究に際して「データに基づいた根拠」を指し示しながら研究を行うことを非常に重要視しております。「重回帰分析」や「パネルデータ作成」といった統計分析に欠かせない基本的な手法を身に付けることができます。
Sub Seminar
水曜日4,5時限目
山田ゼミでは学生が主体の「サブゼミ」を開催しています。
山田ゼミのサブゼミでは、ISFJ論文提出に向けてグループで
「先行研究レビュー」「統計分析」「執筆活動」
などを行なっています。
特に3年次に参加する『ISFJ 政策フォーラム』に提出する論文執筆は5~6人程度のグループに分かれて行うため、サブゼミでの情報共有や意見交換が非常に重要になっています。